活躍が期待される訪問看護師!資格取得で在宅医療に貢献

資格を紹介!看護師のスキルアップサポート

在宅医療で活躍できる資格

高まる在宅医療の必要性

高齢化社会に関するさまざまな問題がある現在。今後も高齢者は増加し、高齢者のみの世帯が増え続けると考えられています。そこで問題となってくるのは医療・介護機関の連携不足。訪問診療を行う医療機関は増えてきているものの、まだ充分ではありません。
そこで活躍を期待されるのが看護師です。訪問診療に同行したり、単独で訪れて看護を提供したり家族の相談を受けたりと、その役割はとても重要。自宅で療養している患者さんはもちろん、そのご家族にとって頼りになる存在として認められています。
看護師の活躍の場は病院や介護施設だけにとどまらず、確実に在宅医療にも広がっています。リラックスできる自分の家で療養している患者さんが相手なのでコミュニケーションが取りやすく、時間をかけてケアができるため、看護師にも人気の働き方の一つ。キャリアの選択肢の中に入れてみては?

訪問看護認定看護師

◆認定機関:日本看護協会
◆受験資格:次の2つの条件をクリアすること
 (1)看護師の実務経験5年以上(うち3年以上は訪問看護師の経験)
 (2)訪問看護認定看護師の教育課程6ヶ月を修了すること

自宅療養している患者のもとで看護を提供する訪問看護師。年々需要が高まっている職種です。
訪問看護認定看護師が身に付けるべきスキルは、自宅療養している患者へのセルフケア支援と症状や状況に応じた適切な看護を提供できること。実務経験はもちろん、教育課程でしっかりとその知識や技術を身に付けることが大切です。
訪問看護ステーションは比較的日勤のみで休みが取りやすいため、家庭と仕事を両立させたいママさん看護師に人気の働き方でもあります。結婚後も続けやすいので、早い段階から資格取得に向けて行動を起こすものいいですね。

在宅看護専門看護師

◆認定機関:日本看護協会
◆受験資格:次の2つの条件をクリアすること
 (1)看護師の実務経験5年以上(うち3年以上は在宅看護の経験、さらにうち1年間は修士終了後の経験)
 (2)在宅看護専門看護師の修士教育課程2年間を修了すること

在宅看護専門看護師は、2012年にスタートした専門看護師の中でも新しい分野の資格です。社会的に在宅医療の重要性が高まっていると考えられますね。
その役割は高レベルな看護の提供はもちろん、在宅看護のシステム構築や他のサービスとの連携などを行い、在宅看護を幅広くサポートすること。将来的にさらに活躍が期待される資格なので、これからキャリアアップを考えている方にオススメしたいですね。

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