看護師が起業でキャリアアップ!ケアマネージャー事務所の場合

資格を紹介!看護師のスキルアップサポート

ケアマネージャー事務所立ち上げの例

ケアマネージャーのお仕事

ケアマネージャーは介護支援専門員とも言われます。仕事は、複雑で難しい介護保険の仕組みをしっかり理解し、介護を受けたい人に適切な介護を提供すること。介護分野の重要性が高まる高齢化社会で、活躍が期待される資格です。
仕事内容は、介護度認定やケアプラン作成など。介護を受けたい人の生活・家族関係・今後の希望など、多くの条件を元にプランを立てていくことになります。そこに介護保険の複雑な仕組みが関わってくるので、専門的な知識が必要となるのです。ケアプラン作成後も、その内容が適切かどうかを管理し、評価していくことが大切とされています。
デスクワークが多くなるので、力仕事が苦手な方にもぴったり。介護の分野でキャリアアップを望む看護師に人気の資格です。

事業所立ち上げまでの流れ

ケアマネージャー事務所の立ち上げに大切なポイントは【事業所の場所】【準備・運営資金】。事業所立ち上げまでに行うことは以下のようになります。

◆必要な人員を確保する
開業に必要な人材はケアマネージャー資格を有する管理者1名、また常勤のケアマネージャー1名とされ、これは管理者と兼務が可能。起業する本人がケアマネージャー資格を有していれば、人員についてはOKです。

◆事業所の場所を確保する
事務・相談・会議などの用途に分けた区画があり、さらにプライバシーにも配慮が必要。備品も揃えましょう。

◆資金を確保する
準備資金はもちろん、運営資金を前もって用意しておくことが大切。実際に利益が手に入るのは事業開始から約2ヶ月ごとなります。

◆都道府県に「指定居宅サービス事業者」の指定をもらう
ケアマネージャー事務所を運営するには、都道府県から指定居宅サービス事業者としての指定を受けることが必要です。そのため、会社と認めてもらうために法人格を取得します。株式会社や合同会社、NPO法人など形は問われません。それから従業員の勤務体制・・事業所の平面図や写真・運営規定などの書類を用意し、申請を行います。

初めて起業する人にとっては、複雑な手順と思われます。スムーズに事業所を立ち上げるには、前もって調べ、準備をすることが大切です。

ケアマネージャー事務所の今後

発展を続ける介護事業において、ケアマネージャーの重要性はますます高まると考えられます。しかし、その分求められるサービスの向上にも期待が高まるはず。ケアマネージャー事務所を始めた後も、サービスの向上や知識を深めることを怠らず、努力することが大切です。
介護業界で活躍し、ケアマネージャーの資格をお持ちであれば、起業を考えてみるのもおすすめです。

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