認定看護師・専門看護師・認定看護管理者について知ろう!

資格を紹介!看護師のスキルアップサポート

資格取得でキャリアを磨こう!

【認定看護師】高い専門性を持つスペシャリスト

認定看護師とは、特定分野の専門的知識や技術を有する看護師のことで、日本看護協会が認定している資格です。救急看護や皮膚・排泄ケア、乳がん看護など、細かく21分野に分かれていることが特徴。一つの分野のスキルを極めたスペシャリストとされています。
資格取得までの流れは、実務経験→教育課程修了→認定審査となります。実務経験は5年以上とされ、内3年以上は認定看護師になりたい分野の経験が必要です。教育課程は6ヶ月で、入学試験をはじめ、講義や演習などのレベルが高く、卒業は簡単ではありません。ただ、その試練を乗り越えたからか、認定審査の合格率は約90%と高めになっています。
教育機関に通う間は働けず、その費用もよく問題となる認定看護師。スペシャリストを目指すなら、早めの対策が必要です。

【専門看護師】患者さんを幅広くサポート

専門看護師は日本看護協会が認定している資格で、11分野に分かれています。その役割は専門的知識を活かして看護を行うとともに、患者さんの環境も考えて調整すること。看護職への教育も大切な役割のひとつで、研究活動なども行います。
資格取得までの流れは、実務経験・大学院教育課程修了→認定審査となります。実務経験は5年以上。その内3年以上はめざす分野での経験であること、さらにその内1年以上は教育課程後の経験であることが必要です。大学院の教育課程の期間は2年間。認定審査の合格率は90%以上と高く思えますが、これはそれまでの道が厳しいからと考えられています。
専門看護師になるには長い期間がかかります。それだけ学ぶことが多いということですね。患者さんにより良い看護を提供したい、研究活動にも興味があるという方におすすめです。

【認定看護管理者】頼れるジェネラリスト

認定看護管理者は、日本看護協会が認定しています。必要なのは実務経験5年以上。また、下の4つの条件のいずれかを満たすことが必要です。

・認定看護管理者教育サードレベル修了
・看護管理修士号取得者で、その後の実務経験が3年以上
・看護師長以上の管理職経験が3年以上の、看護管理修士号取得者
・看護師弔慰状の管理職経験が3年以上の、管理関連の修士号取得者

看護職育成や病院の環境作りなど、組織的なマネジメント能力を有しており、幅広い視野とリーダーシップが必要な認定看護管理者。周囲の頼れる存在として活躍できるジェネラリストです。将来は管理職としてのキャリアを極めたいとお考えの方にピッタリですよ。

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