リーダー・管理職として活躍!
リーダー業務は看護師3年目の試練?
多くの病院で導入されているリーダーナース。役割は看護師長や主任と看護師の間で意見をつなぐ、全体を見て業務がスムーズに行えるよう気を配るなどです。リーダー業務を任されるようになる看護師の多くは経験3年目。気持ちとしては「新人時代よりは慣れたけど、まだ自信はない」という人が多いようです。
リーダーは患者さんの状態を把握し、先輩看護師にも的確な指示を出すことが求められます。また全体の意見をまとめるなど重要な役割もあります。人間関係に悩んだり、全ての業務に手が回らなかったりと、大きなストレスも付き物ですね。
リーダーナースの経験はキャリア形成に大きなポイントのひとつ。リーダーを任されるのは、周囲からできると認められている証拠です。リーダーを経験すれば成長できるのは確実なので、スキルアップのために頑張りましょう。
管理職として必要なスキルとは
管理職というのは看護師長や看護主任など、病棟でのまとめ役。必要なスキルはコミュニケーション能力・リーダーシップ力・精神力などが挙げられます。
理想的な管理職のイメージは、看護師たちに慕われ、信頼されている看護師長でしょうか。時には厳しいことも言う立場ですが、それがあってこその信頼関係。皆に好かれようとするだけでは、結局人は離れていってしまいます。正しい判断で、患者さんに良い看護を提供することと、看護師が働きやすい環境を整えることが大切です。
看護師の育成も行う管理職。「できて当たり前」と思われる立場なので、立場に伴う看護技術ももちろん必要です。看護師のお手本となることが大切ですね。
経験を積んでジェネラリストへ
ジェネラリストとは、特定の分野に限らずどのような患者にでも最善の対応ができる看護師のことを指します。そのためには多くの症例を学んだり、さまざまな患者に接したりと、継続的な経験を通しての知識や技術が必要不可欠。キャリア志向の高い看護師の理想のひとつですが、簡単な道のりではありません。
スペシャリストはジェネラリストとよく比較される言葉です。特定分野のスキルを極めたスペシャリストと、幅広くどの患者にも対応できるジェネラリスト、どちらも大切な役割があります。自分の目指すのはどのような看護師なのか、キャリアプランをしっかり見つめて経験を重ねることをおすすめします。
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