介護業界で活躍できる資格
高齢化社会で重要な介護業界
現在は、65歳以上の人口が全体の4分の1を占めている高齢化社会となっています。そこで重要となるのは、医療や介護の業界。看護師の活躍の場は、病院やクリニックなどに留まらず、福祉施設や訪問介護などにも大きく広がっています。
施設看護師として、訪問看護師としてなど、看護師スキルを活かしながら活躍できる介護業界。看護師のスキルアップが望める資格も多くあります。代表的なのはケアマネージャーですね。また、キャリアを積んで施設長になる、施設を開設するなど、経営に携わることもひとつの道。今後のキャリアを考える際には、介護業界も視野に入れてみるのがおすすめです。
ケアマネージャー
◆認定機関:各都道府県
◆受験資格:次のいずれかの条件をクリアすること
(1)看護師や介護福祉士などの国家資格を有し、実務経験5年以上
(2)国家資格がなくても、規定の相談援助業務5年以上でOK
(3)社会福祉主事任用資格やヘルパー2級を有し相談援助業務1年以上、さらに介護業務経験5年以上でOK
(4)無資格でも介護業務経験10年以上でOK
ケアマネージャーは、複雑な介護保険の仕組みを理解している介護のプロです。介護支援専門員とも呼ばれます。主な仕事はケアプラン作成。介護を受けたい人が、どのような内容の介護を受けられるか、またそのプランが合っているかを継続的に支援します。
デスクワークが多く、体力に自信がない方も比較的働きやすいため、女性が長く働ける資格でもあります。介護業界に興味のある方は目指してみてはいかがですか?
福祉住環境コーディネーター
◆認定機関:福祉住環境コーディネーター協会
◆受験資格:特になし。ただし、1級を受ける際は2級に合格していること
福祉住環境コーディネーターが身に付けている知識は、医療・福祉・建築と幅広い分野に渡ります。高齢者や障がいを持つ人が自立した生活を送れるよう、住環境についてアドバイスするのが役割です。単なるバリアフリーではなく、その人に合う住環境を提供できる資格として、注目され始めています。
ケアプラン作成に活かせるため、ケアマネージャーのスキルアップとして目指す人も多い福祉住環境コーディネーター。受験資格は特にないので、興味のある方はチャレンジしやすいですよ。
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